部門紹介

臨床検査科

あなたは、ご自分の心臓に異常を感じたとき、すぐに診断できる手段をお持ちですか?
日本人の心臓性突然死は、現在なんと8万人を超え、その要因のほとんどが不整脈です。
医師の的確な判断を仰ぐためには、『異常時に心電図をとる』ことと『定期的に心電図をとる』ことが大切です。

不整脈は、通常は心電図記録時や聴診時に脈拍不整としてとらえられることが多く、 ホルター心電図 などの長時間記録心電図は隠れた不整脈の検出に威力を発揮します。
24時間小型の心電計をつけて普通の生活をしていただき、結果をコンピューターで解析します。検査は苦痛なく安心して行えます。

下記の症状のある方は、医師にご相談ください。

  • 胸痛、動悸、息切れ、めまいのある方
  • 不整脈および虚血性心疾患の方
  • 心筋梗塞や心臓手術後の方
  • 人工ペースメーカーの方

薬剤科

薬局の当院での薬剤師の主な仕事内容を、簡単に紹介します。

  • 医師が発行する処方箋の内容をもとに、薬を調合する。
  • 入院患者さんの薬の調合、注射のセット。
  • 入院患者さんの薬の説明。
  • 薬の飲み合わせや、副作用のチェック。
  • 病院内のスタッフへの医薬品情報の提供。

患者さんが安心かつ安全に薬を使用できるように、開かれたそして、顔の見える薬剤師をめざし、日々、がんばっております。

医療相談室(MSW)

奥沢病院には患者様やご家族の相談を専門的立場から援助させていただく医療ソーシャルワーカー(MSW)がおります。

例えば…

  • 支払いが心配。
  • 介護保険について知りたい。
  • 奥沢病院に転院したいのだけど…。
  • 退院後の療養について不安がある。

など、一緒に考え、解決へのお手伝いをさせていただきます。
プライバシーの保護と秘密は厳守致します。相談料はかかりません。お気軽に御相談ください。

医事課

奥沢病院の医事課は、病院の顔でもある受付において「いつも明るく笑顔で元気良く!」そして「親切丁寧に!」を合言葉に日々応対をしております。
また、少しでも患者様のお役に立てるよう職員一同知識の向上にも励んでおります。
何かお困りの点がございましたらお気軽にお声をお掛けください。

受付業務

  • 初診・再診患者様の受付
  • 保険証の確認
  • 診察券発行
  • 診断書等の文書受付

外来会計業務

  • 医療費の計算
  • 医療費一部負担金の授受
  • 領収書の発行
  • 外来患者様の診療費の入力業務
  • 外来治療費未収金管理

入院会計業務

  • 入院、退院の事務手続き
  • 入院診療会計
  • 入院患者様の診療費の入力業務
  • 入院治療費未収金管理

カルテ管理

  • 当日受付、外来患者様のカルテ準備
  • 各診療科へカルテ搬送

保険請求業務

  • 患者様の医療費の保険給付分を保険者へ請求するため、毎月月初めに診療報酬明細書 (レセプト)を作成しております。

地域医療連携業務

  • 地域の医療機関と迅速かつ密接な医療連携を行えるよう窓口開設しております。

医事相談窓口

  • 患者様が安心して治療に専念できますように、医事相談窓口を設けています。
    外来・入院に関すること、医療制度(保険制度、各種公費負担制度)、福祉制度、診療費の お支払いなど、
    何かわからないこと、お困りのことがありましたらご相談ください。

栄養科

患者様に、お食事を適温で安全に、おいしく召し上がって頂くため、 スタッフ一同努力を続けております。
行事食は、季節を取り入れた献立となっており、患者様に喜んでいただいております。また、管理栄養士の資格を持つ職員による栄養相談を行っておりますので、 御自分の食生活に不安や疑問をお持ちの方は、医師の診断を受けた上、お気軽に御相談ください。

放射線科

大腸検査についてのFAQ

大腸のX線検査はつらいですか?
当院では、十分な臨床経験のある技師が撮影しておりますので、痛みが少なく検査をおこなえます。
検査前の準備については、医師・看護スタッフが事前に十分ご説明致します。

CTの造影剤は安全でしょうか?
当院では、造影剤の副作用や血管外漏出事故に対する安全対策を施行しています。
安全な検査のために、アレルギーのある方・過敏症のある方は、必ず事前に医師・技師にお申し出くださるようにお願いします。
レントゲン検査に関するご質問があれば、お気軽にスタッフまでご質問ください。 患者さまにより快適にレントゲン撮影をしていただくために、これからも努力してまいります。

理学療法科

私たちの仕事は怪我や病気により、失われたり低下した身体的機能を元に戻し、また、もとの生活に早く戻れるように援助することです。

総務課

病院の『黒子』的存在。「縁の下の力持ち」の総務課です。
病院スタッフの勤怠管理から福利厚生まで、事務手続きの全般を担っております。他にも建物のトラブルの対処、医療消耗品の供給など、病院に関わるあらゆる事に精通し、スタッフが安心して患者様へ質の高い医療サービスが行えるように、サポートしています。

臨床工学科

臨床工学技士の役割

医学の進歩につれて医療機器も高度化し、医学的、工学的な知識を持って機器を操作できる専門家が必要となって生まれたのが臨床工学技士。臨床工学技士は医療機器の専門医療職です。病院内で、医師・看護師や各医療技術者とチームを組んで生命維持装置の操作・管理などを担当しています。また、医療機器が何時でも安心して使用できるように保守点検を行っており、安全性確保と有効性維持に貢献しています。

業務紹介

血液浄化業務

当院のベッド数は8床で、血液透析、血液透析濾過等の血液浄化治療を行っています。臨床工学技士は透析治療にたずさわる穿刺や返血などの臨床業務のほか、透析関連機器全般(水処理装置、透析液供給装置、患者監視装置等)の操作、洗浄、水質管理、定期メンテナンス等の保守・管理業務を行っています。また、患者さんの血液データを分析し各患者さんに適した医療材料の提案を行っています。医師、看護師と協力して患者さんが安心して透析を受けられる環境を維持することも大切な業務の一つです。

呼吸器管理業務

肺の機能が働かなくなり、呼吸が十分にできなくなった患者さんには呼吸を代行するための人工呼吸器という装置が装着されます。臨床工学技士は始業前・使用後点検のほか、使用中はラウンドにて使用状況・安全性を確認する事で医療機器安全管理に努めています。

機器管理業務

院内にある様々な医療機器(輸液ポンプ・シリンジポンプ・人工呼吸器・除細動器・患者監視モニターなど)を計画的に点検し、トラブルの発生を未然に防ぐことで患者さんの安全に寄与しています。また、毎日の院内ラウンドにて各医療機器の使用状況の確認を行い、院内における医療安全に携わっています。また、医療機器を一括管理し、効率的で適切な運用ができるようにしています。